【内覧会】新城市新庁舎の中

こんばんは。

今日は夕方から「マスコミ・議員向けの新庁舎内覧会」へ行ってまいりました。

什器類が運ばれていないガランとした空間を見ることができる貴重な体験でした。

木材が多用されているおかげで、部屋によっては木の香りを感じながら仕事に励むことができそうです。

明日4/21の10時〜18時まで一般公開されていますので、ご都合の良い方は是非とも足をお運びください!

内覧会終了後はいよいよ引っ越し作業等も始まってきますので、スムーズな運営移転が実施されることを願うばかりです。

【庁舎北西側より】

【庁舎北東より】

【市長室】

【1階ロビー】

【2階フロア】

【4階フロア】

【大会議室】

今後の行政運営が楽しみですね!

市民憩いの場となることも願います。


消防の操法訓練も順調に進んでおります!

それでは、また明日!

 

【視察】東三河消防指令センター

こんばんは。

本日は朝から総務消防委員会にて「東三河消防指令センター」へ視察に行ってまいりました。

東三河消防指令センターは、豊橋市中消防署4階にあり、東三河地区5市3町村(豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、設楽町、東栄町及び豊根村:全体人口約770,000人)の119番通報を受信し、消防車・救急車を出動させています

東三河の8市町村の119番通報を元に、的確な出動指示を出すという大切な役割を担っている機関です。

増大する消防需要に広域的に対応し、消防サービスの高度化を図るため、消防通信指令施設において行う消防通信指令に関する事務を共同して管理し、及び執行することを目的としている。

その共同運営によって様々な効果を生み出しています。

  • 高機能消防通信指令システムの導入による指令業務の迅速化・的確化
  • 情報の一元化による迅速な相互応援体制の確立
  • 施設整備費及び維持管理費の効率化
  • 指令業務配置職員の効率化による現場配置職員の充実

また、指令センターの紹介後は現在全国に15台しか配備されていない拠点機能形成車もご紹介頂きました。

全幅2.5m、全高3.59mというその大きさと機能の素晴らしさに圧倒されました。

寝具や調理具等の避難生活に必要なものがたっぷり積載されています。

【拠点機能形成車】

【車内】

【概要説明中】

【指令室内風景】

東三指令の理解が深まり、新城市を含めた東三河の安心・安全がどう守られているのか生の現場を知ることができました。

貴重な学びのある視察となりました、ありがとうございました!

それでは、また明日!

 

 

 

 

【予定】新城市議会 平成30年度議会報告会

こんばんは。

本日は新城市議会による「平成30年度 議会報告会」についてご紹介致します。

開催日程

  • 4/16(月):舟着地区/クリーンセンター
  • 4/16(月):鳳来南部地区/山吉田ふれあいセンター
  • 4/17(火):新城地区/勤労青少年ホーム
  • 4/17(火):鳳来中部地区/開発センター
  • 4/18(水):千郷地区/西部公民館
  • 4/18(水):鳳来北西部地区/海老構造改善センター
  • 4/23(月):東郷地区/消防防災センター
  • 4/23(月):鳳来東部地区/鳳来中央集会所
  • 4/24(火):八名地区/八名小学校体育館
  • 4/24(火):作手地区/作手総合支所

全日程とも午後7時30分〜午後9時で各施設で開催され、私自身は上記の青文字箇所の報告会に参加致します。

報告会概要

前半に「議会からの報告」として3月定例会と議会に関する市民意識調査結果について報告致します。

その後、質疑応答を経て後半では「公共施設をテーマとしたグループワーク」を行います。

これまでの議会報告会では報告事項と質疑応答のみのパターンが通例だったそうですが、今回は新たな試みとしてグループワークを取り入れることとなりました。

グループワークを通して多くの方々が様々な視点で会話しやすくなることで、「より意見を言い易くなる場になれば…」という狙いがあります。

初めての試みで上手くいかない点もあることが予想されますが、創意工夫を凝らしたトライアンドエラーを繰り返していく中で少しずつでも有意義な議会報告会の形を模索していきたいと思います。

私自身も初めての議会報告会ということで分からないことばかりですが、精一杯取り組みたいと思いますのでご都合の良い会場へ是非とも足をお運びください!

市議会は皆さんの声を求めております。よろしくお願い致します!

それでは、また明日!

【八代市】西濱和博議員の新城来訪

こんばんは。

本日は熊本県八代市西濱和博議員が新城市にお越し頂きました。

西濱議員とは、2年以上前からの付き合いになりますが私が議員を目指す前にも様々な視点でアドバイスや議員ならではの情報を頂いておりました。

私が市議になって以来初めてお会いする機会となり、懐かしみながら有意義な時間を過ごすことができました。

まずは、15:30頃からまちなみ情報センターにて新城市の若者政策の現状について情報共有をしながらの意見交換を行いました。

西濱議員には以前より新城市の若者政策に注視して頂いており、八代市でも若い人が活躍できる社会の構築を目指されています。

その後は市長面談を挟んで、大文字で懇親会。

八代市のいぐさで作られた「くまもん座布団」ありがとうございました!

楽しくお話させて頂くと共に、他市の議員さんならではの情報を色々と教えて頂きました。他市の状況・情報を知ることで自分のまちとの比較が可能になります。

毎回お会いする度にタイムリーなお話をして頂けること、議員としての心構えや考え方、人としての真摯な姿勢等々…

心から尊敬する議員のお一人です。

これからも八代市と新城市のますますの協力体制・連携が図られていくよう、尽力していきたいと思います!

遥々遠いところから誠にありがとうございました!


21時前には一足お先に抜け出して、千郷小学校へ直行して消防訓練へ参加。

順調に練習が進んでおります!

覚えることが徐々に増えてきましたので、序盤の動作等も忘れることのないように時折思い返しながらやっていきます。

それでは、また明日!

【資質】議員に必要なものは…?

こんばんは。

今日は全員協議会でした。

来週から始まる議会報告会の事前練習と修正・指摘等の検討です。計五日間に渡って、市内10箇所で実施する予定の議会報告会の準備作業です。

議会報告会については案内のチラシが配布されているとのことですが、ブログ上でも別途ご紹介したいと思います。

2時間ちょっとで全員協議会が終了し、その後は広報広聴委員会が開催されました。

3月定例会の内容が掲載された次号の議会だよりの内容を精査しました。

市民意識調査のアンケートの中でも議会の主な情報源として議会だよりを挙げている方が非常に多かったので、より分かりやすい議会だより作成に力を入れていく必要があると感じました。

来週の頭には入稿し、印刷・配布へと続いてまいります。

そして、お昼休憩を挟んで議会改革調査特別委員会が開催されました。

先日集計された「議会に対する市民意識調査」の結果に対して、意見や感想を出し合い、今後の議会改革に活かしていく議論がされました。

その中で「今後、議会が取り組むべき課題は何だと思われますか。(複数回答可)」という設問に対して、22.7%という多くの方が「議員の資質を向上させること」という回答にチェックを入れられていました。

資質という言葉は本来「生まれつきの性質や才能」を指しますが、ここでは「能力」と同義のものとして理解して頂ければ良いです。

何をどうすれば議員の資質が向上するかというのも難しい議論になるかと思いますが、そんな資質に関するニュースを見かけましたのでご紹介しておきます。

議員の知識不足露呈、議会証言でザッカーバーグ氏に迫れず

議員が複数人いるからには、異なった分野・価値観を持つ人を選ぶことも大切なことの1つかと感じました。

全ての事柄に精通している方は中々いらっしゃらないかと思いますので、それぞれの専門分野を活かした議員が必要という考え方もできると思います。

そういう意味で、専門性を活かした議員集団から成る議会だったら、何だかワクワクするなーと思いました。

それでは、また明日!

【完了】政務活動費に関する収支報告

こんばんは。

本日は政務活動費の収支報告を提出してまいりました。

政務活動費(せいむかつどうひ)とは、日本における地方議会の議員に政策調査研究等の活動のために支給される費用である。もとは政務調査費(せいむちょうさひ)の名称であったが、2012年の地方自治法改正により改称された。

政務活動費の交付については、地方分権一括法の施行等により地方議会やその議員の活動がより重要となったことから、2000年(平成12年)の地方自治法改正により制度化された。この改正に伴い、2001年(平成13年)以降、各自治体の条例により導入が進んでいる(制度が導入されていない自治体もある)。 具体的には地方自治法第100条第13・14項に規定されている(2001年4月より施行)。 - wikipediaより

政務活動費はそれぞれの自治体により金額等が異なっていますが、新城市の場合は月額12,500円、年額150,000円が政務活動費として各議員に認められています。

また、政務活動費は「政策調査研究等の活動のために支給される費用」という利用目的が明確になっており、通常の議員報酬とは切り分けて考えられるため、新城市議会ではその利用実績について年度毎に収支報告をする義務が定義されています。

その収支報告はホームページ上で公開されていることから、各議員がどのような活動にどれだけの政務活動費を利用したのかが明確になっています。(要領収書)

政務活動費については不正利用等々、様々な報道がなされているのが実情ですが、ネット上での情報開示に取り組むなどますます透明性を上げていく必要性があるかと思います。

そういった状況も含め、政務活動費には様々な議論があるかと思いますが、私としては政務活動費は必要であり、その有効活用は議員の責務の1つであると考えています。

「使うことができる活動費」という権利とも捉えることができるかもしれませんが、だからと言って利用しなくてもいいものなのでしょうか…

「議員のみに与えられたその権利を最大限有効に活用する」こともまた、市民の付託を受けた議員がなすべき公務のはずです。

もちろん使えば良いという訳ではなく、その有用性が担保されていることが前提となりますが、「使用しないことこそが節税だ」という考えには賛同できないのが私の現状です。

お金が有り余るほどあるから、「全く使う必要がないよ」という方の場合はまた全然別次元の話になるかと思いますが…^^;

まずは使えるものを有益に活用し、少しでもより良い行政運営に繋げる工夫をし続けていきたいです!

それでは、また明日!

【始業】春の入学シーズン

こんばんは。

昨日、今日に渡って、新城市内の各所中学校・小学校の入学式が執り行われました。

私自身は卒業式に続き、千郷中学校・千郷小学校の式に出席してまいりました。

今年度、千郷中学校へ入学する生徒は108名、全校で326名となったそうです。

千郷小学校へ入学する生徒は95名、全校で589名とのことです。

この数字を見ていただくだけでも子供の数が減ってきていることがわかります。

新城市内でみた場合には千郷小中ともに最大規模の学校ですが、そんな千郷ですらますますの生徒数減少に歯止めがかかっていないのが実情です。

「子育てするなら新城市」

何を最優先すべきなのか、熟考が必要です。

【千郷中校門】

【千郷中入学式】

【千郷小中入学式資料】

【千郷小入学式】

小学校の入学式では、校長先生の挨拶の際に童謡の「あめふり」を引き合いに出され、音楽と傘を使ったユニークなパフォーマンスもあり、子供たちを楽しませようという気概が伝わってまいりました。

小中のそれぞれの入学生には6年の差があるわけですが、6年という月日の流れの大きさを改めて感じました。

それほどまでに小学校の6年間が持つ意味合いは大きく、大切だということだと思います。

そんな新城市の小・中学生が元気にのびのびと学業・遊びに没頭できる環境づくりに邁進していきたいと改めて感じております。

最近運営がスタートした千郷児童クラブの適正な運営もその1つかと思いますので、しっかりとサポートしていきます。

長期休暇の際の利用者申し込み数は250程度と、既に児童クラブのキャパシティを超えることが想定されています。柔軟な対応策の検討が必要になります。


疲れが溜まっていたのか昨日の夜は10時間もぐっすり眠ってしまいました。

まだスッキリしない感じがするので今日も早めに寝たいと思います!

それでは、また明日!

【若者議会】しんしろイイトコ PHOTO MAP

こんばんは。

若者議会主催で執り行われた「しんしろフォトコン」への応募写真を元に、「しんしろイイトコPHOTO MAP」が完成したそうです!

このPHOTO MAPは1400件あまりにも及んだ「しんしろフォトコン」への応募写真等の中から、選りすぐりの写真とその撮影場所をMAPに示したものとなっています。

新城市内でまだまだ知られていない素敵なスポットの数々が紹介されていますので、是非とも一度ご覧ください!「新城にこんなに綺麗なところあったんだ…」と感じてもらえるはずです。

その多くはインスタ映えするスポットですので若者は特に必見です!

MAPを参考に現地を訪れ、自分なりのベストショットを撮影しに行ってみるのは如何でしょうか。

3月末に完成したばかりでまだあまり置かれている場所が少ないかと思いますが、順次行政関連施設や各種観光案内所等々に設置される予定だそうです。

↓コンパクトに折り畳まれたスマホサイズのMAPなのでポケットへの納まりも良いかと思います。

【MAP表面】

【MAP裏面】

新城市の観光面にはまだまだ伸び代があると思いますので、力強く推進していきたいです!

それでは、また明日!

 

【林野庁】森林環境税(仮称)及び新たな森林管理システムについて

こんばんは。

先日東京で林野庁の方からご説明頂いた「森林環境税・森林環境譲与税」(仮称)について整理しておきます。

森林の有する公益的機能

森林の存在そのものが有している公益的な機能として、「土砂災害防止機能・土壌保全機能」「地球環境保全機能」「水源涵養機能」といったものがあります。

その他にも様々な機能がありますが、この3つの機能を堰堤やダム等の手段によって代替した場合の貨幣評価額を算出した資料があります。

土砂災害防止機能・土壌保全機能

  • 表面侵食防止【28.3兆円】
  • 表面崩壊防止【8.4兆円】

地球環境保全機能

  • 二酸化炭素吸収【1.2兆円】
  • 化石燃料代替エネルギー【28.3兆円】

水源涵養機能

  • 洪水緩和【6.5兆円】
  • 水資源貯留【8.7兆円】
  • 水質浄化【14.6兆円】

これらの数値は日本学術会議答申「地球環境・人間生活にかかわる農業及び森林の多面的な機能の評価について」及びどう関連付属資料から引用しています。【】内の評価金額は、森林の多面的機能のうち、物理的な機能を中心に貨幣評価が可能な一部の機能について年間での金額を算出したものであり、いずれも一定の仮定の範囲においての数字である。

ただ存在している森林ですが、果たしている効果の影響力の大きさが分かります。

森林が適正に管理されない場合の影響例

日本は2020年度のCO2削減目標を達成するために、その多くを森林吸収源に頼る想定をしています。

そのため、森林が適正に管理されない場合にはCO2の削減目標が達成できず、国際公約を守ることができなくなる恐れがあります。

そうなってしまった場合には、国際社会からの信頼度が低下していまします。

また、森林吸収源分を別の対策によって排出源を目指す場合には、さらにそのためのコストが増加してしまうことになります。

それ以外にも山地災害や下流部における洪水・浸水被害が増加する恐れがあり、住民の生命、身体、財産を脅かすリスクが高まりますし、災害が起きた場合にはその復旧に多額のコストを要することになります。

整備の行き届いていない森林

影響例にいくつか挙げたように様々なリスクを抱えうる反面、実際には中々整備が進んで居ないのが実情です。

林野庁実施の市町村アンケートによると、「市町村の約8割が民有林の森林整備が行き届いていないと感じている」そうです。

さらに、「森林所有者の4分の1が不在村者であり、その不在村者のうち8割の方が森林を放置している」との結果も出ています。

新城市の実情を聞いていてもよく分かりますが、それぐらい森林整備が進んでいないのです…

そして、その対策として森林整備を促進するための施作が平成30年度税制改正大綱の中に示されています。

4 森林吸収源対策に係る地方財源の確保

森林を整備することは、地球温暖化防止のみならず、国土 の保全や水源の涵養、地方創生や快適な生活環境の創出など につながり、その効果は広く国民一人一人が恩恵を受けるも のである。しかしながら、森林整備を進めるに当たっては、 所有者の経営意欲の低下や所有者不明の森林の増加、境界未 確定の森林の存在や担い手の不足等が大きな課題となってい る。パリ協定の枠組みの下でわが国の温室効果ガス排出削減 目標を達成し、大規模な土砂崩れや洪水・浸水といった都市 部の住民にも被害が及び得る災害から国民を守るためには、 こうした課題に的確に対応し、森林資源の適切な管理を推進 することが必要である。 このため、自然的条件が悪く、採算ベースに乗らない森林 について、市町村自らが管理を行う新たな制度を創設するこ ととされており、森林関連法令の見直しを行い、平成 31年4 月から施行することが予定されている。その見直しを踏まえ、 平成 31年度税制改正において、市町村が実施する森林整備等 に必要な財源に充てるため、以下を内容とする森林環境税(仮 称)及び森林環境譲与税(仮称)を創設する。(以下略)- 平成30年度税制改正大綱より

森林資源の現状

  • 日本の森林面積は国土面積の3分の2にあたる2,500万ha(うち人工林は1,000万ha)。
  • 人工林の約半数が11齢級以上となる主伐期を迎えようとしている。
  • 主伐期を迎えた人工林の直近5年間の平均蓄積増加量は、年間4,800万㎥。主伐による原木の供給量は1,679万㎥(H27)。
  • 条件の良い人工林においては主伐が行われているが、人工林資源は十分に活用されていない状況。

林業の現状

  • 日本の森林の所有形態は零細であり、8割の森林所有者は森林の経営意欲が低い。
  • 意欲の低い森林所有者のうち7割の森林所有者は主伐の意向すらない。
  • 林業経営者のうち7割の者は規模拡大の意向があるが、4割の者が事業を行う上での課題として、「事業地確保が困難」を挙げている。
  • その他、事業を拡大する上での課題としては、「路網の未整備」「資本整備更新が困難」などがある。

新たな森林管理システム

林業の成長産業化と森林資源の適切な管理の両立を図るため、

  1. 森林所有者に適切な森林管理を促すため、森林管理の責務を明確化するとともに
  2. 森林所有者自らが森林管理を実行できない場合に、市町村が森林管理の委託を受け意欲と能力のある林業経営者に繋ぐスキームを設ける。
  3. 再委託できない森林及び再委託に至るまでの間の森林においては、市町村が管理を行う。(森林環境譲与税の一部を充当)
  4. 意欲と能力のある林業経営者の森林管理のための条件整備として路網整備の一層の推進や集中的な高性能林業機械の導入、主伐・再造林の一貫作業システムの普及を推進。

森林吸収源対策に係る地方財政の確保

次期通常国会における森林関連法令の見直しを踏まえ、平成31年度税制改正において、以下を内容とする森林環境税(仮称)及び森林環境譲与税(仮称)を創設する。

森林環境税(仮称)の創設[平成36年度から課税]

納税義務者等:国内に住所を有する個人に対して課する国税

税率:年額 1,000円

賦課徴収:市町村が個人住民税と併せて賦課徴収

国への払込み:都道府県を経由して全額を国の譲与税特別会計に払い込み

その他:個人住民税に準じて非課税の範囲、減免、納付・納入、罰則等に関する所要の措置

森林環境剰余税(仮称)の創設[平成31年度から剰余]

剰余総額:森林環境税(仮称)の収入額に相当する額

剰余団体:市町村及び都道府県

剰余基準:(市町村) 総額の9割に相当する額を私有林人工林面積(5/10)、林業就業者数(2/10) 、人口(3/10)で按分    (都道府県)総額の1割に相当する額を市町村と同様の基準で按分 (注)私有林人工林面積は、林野率により補正する。

使途:(市町村)干ばつや人材育成・担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林整備及びその促進に関する費用    (都道府県)森林整備を実施する市町村の支援等に関する費用

使途の公表:インターネットの利用等の方法により公表

 

制度創設時の経過措置

  • 平成35年度までの間における森林環境譲与税(仮称)は、交付税及び譲与税配布金特別会計における借入金により対応。
  • 平成36年度から平成44年度までの間においては、森林環境税(仮称)の収入額から借入額の償還金及び利子の支払いに要する費用等に相当する額を控除。
  • 制度創設当初は都道父権への剰余割合を2割とし、段階的に1割に移行。

↓制度の全体イメージとしては、以下の図のようになるそうです。

なお、森林環境税(仮称)の施行を譲与のタイミングより5年遅らせた理由としては、防災施作対応分の1,000/年に取り変わるタイミングにするためだそうです。

まとめ

今回の説明を通して、森林環境税(仮称)・森林環境譲与税(仮称)の理解が深まると共に、改めて両制度が熟慮を重ねて非常に作り込まれてきたものだと知ることができました。

そして、森林環境譲与税(仮称)については多くの金額の使途が地方自治体に任されるということなので如何に積極的かつ有効に活用していくかが大切になると思われます。

森林面積が非常に高い新城市だからこそ、最大限の有効活用を塾考していきたいです!

各種領域の担当者とも意見交換を続けてまいりと思います。

それでは、また明日!

 

 

【出張】2日間の東京研修へ

こんばんは。

昨日、今日と二日間掛けて、東京研修へ行ってまいりました。

まずは衆議院会館・参議院会館を訪れ、各先生方を表敬訪問するとともに新城市の道路事業に関する陳情を提出してまいりました。

広大な土地を有する新城市においては、国道・県道・市道問わず道路事業の早急な対応が必要だと考えています。

陳情活動も含めて少しでも早く、停滞している道路事業が推進できるように努めていきます。

藤川政人参議院議員、酒井庸行参議院議員、太田昭宏衆議院議員、伊藤渉衆議院議員、今枝宗一郎衆議院議員、と多くの方に説明をさせて頂くことができました。


その後は、「森林環境税(仮称)及び新たな森林管理システムについて」「辺地対策事業債及び過疎対策事業債の運用方法」「合併特例債の今後について」といったテーマの勉強会を実施し、それぞれ担当省庁の方から説明と質問・議論をさせて頂きました。

各制度を熟知した国の担当者の方との勉強会は非常に有意義なものでした。

これらのテーマは新城市にも密に関わりのある仕組みですので、よく理解し、新城市でも積極的かつ有効に活用していける取組みをしていきたいです!

財務省や国立印刷局東京工場等も訪問させて頂き、様々な情報交換をさせて頂くとともに学びのある二日間となりました。

印刷局のシンボルは鳳凰だそうです。単純にカッコいい…

今回の研修を通して学んだ中でも、森林環境税・森林環境譲与税については新城市にとって特に注目すべき内容かと思いますので別途詳細な内容を整理して紹介したいと思います。

それでは、また明日!