信念

信念

2012年にイギリスで開催された世界ニューキャッスルアライアンス会議(※1)に参加した際に日本と海外の若者の自分のまちに対する意識・関心の違いに衝撃を受け、「このままではいけない」という認識から共にイギリスを訪れたメンバーでボランティア団体「新城ユースの会」を立ち上げました。

新城ユースの会では留学生を新城に招いて市内の若者とワークショップを行う国際交流イベントを開催したり、東北ボランティアへの参加、新城軽トラ市への出店といった様々な活動をしてきました。

そんな中、新城市第1回市民まちづくり集会の実行委員を務めた私たちの活躍を目の当たりにした市長の心を動かし、新城市の若者政策が歩みを始めました。2014年に若者政策ワーキングのメンバーとして若者条例・若者議会条例の検討に関わり、2015年には「若者議会」の初代議長を務めました。

ボランティア活動・若者議会での活動を通して、「自分のまちについて考える」「地域の方々との交流」といったことを繰り返す中で「これから自分が何をしていくべきなのか」思いを巡らせるようになりました。消滅可能性都市と称され、今の生活がいつまで続けられるか分からない新城市の行く先に不安を抱く方は少なくありません。そんな今だからこそ、「自分が好きなまち/人/場所…を守りたい、より良くしたい」という思いから地域の政治家の道を志しました。

※1 1998年から開催されている世界各国の「新しい城」という意味を持つ都市との交流イベント

 

若者議会とは

2015年に愛知県新城市で「若者条例・若者議会条例」の2条例の下に発足した全国初の若者に焦点を当てた諮問機関である。

「イギリスの若者議会に衝撃を受けた若者」と「若者を資源と捉える市長」の協働によって生まれ、これまでに図書館の利便性向上を目的とした改修案や防災意識向上イベント等の事業を提案/実現している。

先進的な取組みとして多くの自治体・メディアに注目を浴びており、2016年の第11回マニフェスト大賞では最優秀シチズンシップ推進賞を受賞するなど活躍を続けている。

[若者議会HP] http://wakamono-gikai.jp/

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