こんばんは。
今日は清々しい晴天の中、観閲式や福興市など各種行事が無事に執り行われました。
さほど寒くない過ごしやすい中でそれぞれ参加させて頂きました。満喫させて頂き、ありがとうございました!
さて、記事のタイトルにした「マニフェスト」についてですが、今回の一般質問の中でも少し触れさせて頂きました。
今回マニフェストについて触れさせて頂いたのは、私自身も一議員・一政治家として「マニフェスト(公約)」に対してどう向き合っていくのかを考える必要があると感じているからです。
市長・市議の場合は先の4年間を見据えてマニフェストを作り上げる必要があります。
そのマニフェストを掲げ、市民の共感を得られれば、投票を通して付託を受け、公職に邁進することができるようになります。
しかし、想定のできない社会的事情、地域固有の事情、あるいは市民感情の高まりといった
様々な要素によって、掲げたマニフェストの通りの方向にいけないこともあります。
そのため、マニフェストを実現したかどうかだけでその政治家の良し悪しを判断するのは必ずしも妥当でないことがあります。
こういった場合に大切なのは、「マニフェストを無理に実現する」ことよりも「マニフェストとは違う結果になった理由や意図をしっかりと伝え、理解を得る」ということのように思います。
いくら4年間の先を見据えたとしても、4年後もやはりそれが100%正しいと言えないこともあるはずです。時代の変化が激しいこのご時世なので尚更難しさがあります。
無理に当初の公約を掲げ続けるのではなく、むしろその変化に柔軟に対応することが大切なのではと…
それこそ、1年経過する毎にマニフェストを見直す機会があっても良いのではないかと思います。そして、その変更をしっかりと示していければ良いのではと…
マニフェストを掲げたからには掲げっぱなしで、それに対する結果報告がないのは無責任なので最低限政治家としての活動結果を報告する必要があるはずです。
というマニフェストに対する思慮の中で、今回の一般質問の(7)に繋げて、市長の考えをお伺いさせて頂きました。
<竹下再質問>
第3期マニフェストで発射台に例えた主旨は、「地域の産業・住宅・新エネルギー開発等の産業振興に弾みをつけ、新しいサイクルを生み出す起爆剤にするということでした。
この3つは第4期マニフェストにもそれぞれ盛り込まれているという認識をしておりますが、庁舎の規模を見直したことによって発射台としての機能にどれほど影響が出たという認識でしょうか。また、それによって当初第3期マニフェストで掲げた新庁舎建設の目標がどれほどの達成度合いになったのでしょうか。
第3期マニフェストで掲げた新庁舎建設が3期の任期中に完了しなかったため、新しいサイクルを生み出す起爆剤を作り出せなかったことになります。
それを極端に言えば、このマニフェストに対する達成度は0%という方もいるやもしれません。
しかし、住民投票や見直し計画案の策定・説明等を通して、市民の意見を取り入れて新庁舎建設事業を市民がもとめる姿により近づけたことに価値があり、建設完了まではいかなかったがそのプロセスを評価して達成度は70%という方もいるかもしれません。
その認識は、人それぞれの価値観や考え方によって差が出てくるはずです。
今回の新城市新庁舎事業については、私のマニフェストに対する思慮の例に則した1つの例とも言えると思います。
「マニフェスト」に対しては、様々な考え方や見方があるかと思いますので、今後も様々な意見をお聞かせ頂く中で自分なりの認識・答えを醸成していきたいと思います。
皆さんにとって「マニフェスト」とはどんなものでしょうか…?
そんな今回の3月定例会での一般質問が市議会HPにアップロードされていましたので、共有致します。
お時間ある際に是非ともご覧ください。
明日は、朝から総務消防委員会が開催されます。十分な質疑・情報収集ができればと思います。
それでは、また明日!