こんばんは。
本日は滋賀県にあるJIAMという研修施設にて「平成30年度市町村議会議員研修〜防災と議員の役割〜」の講義を受講しております。
本年度は議会改革の中で議会BCPの策定を検討したり、防災士の資格を取得したりと委員会にとっても防災は非常に重要なテーマとなっています。
また現在、総務消防委員会では1月末から2月頭にかけて地区防災座談会の実施を計画しております。
そこに向けても今回の研修が地域防災と議員の関わり方についても学ぶ機会になっております。
明日も講義が続きますが本日の講義で最も印象的だったキーワードが「正常化の偏見(正常性バイアス)」についてです。
正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、英: Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で[1]、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
正常性バイアス – Wikipedia
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい[2]、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる[3][2][4]。「正常化の偏見」[5]、「恒常性バイアス」とも言う。
いつか災害が起こるだろうと言われていても「自分はきっと大丈夫だろう」という心理が自然に働いてしまうことを指します。
実際に南海トラフ地震が数十年以内にくる確率が高いと言われていても、地震が起きてしまうまでは「まだ大丈夫だろう」、「非常食の備蓄はまだしていないけどなんとかなるだろう」と思っている方も多いのではないかと思います。
この「自分はなんとかなるだろう」という正常性バイアスから少しでも多くの方に脱却して貰えるような地区防災活動が真に必要になってくると思います。
ラーニングピラミッドを参考にすると講義で聞いた話は5%しか学習として定着しないそうです。
今回の講義ではグループ討議を取り入れているため、50%は定着するかも。
それでもまだまだ少ない定着率ですので、今回の学びを他の方へもしっかりと伝えていくことで定着率を90〜100%へと近づけてまいります!
朝から階梯操法訓練で4時前には起きたので明日に備えて本日は早めに寝ます^^;
訓練時には新城市でも-3℃…
極寒の寒さに震えながら、垂直に立てた8mの梯子に登るのは中々度胸がいります。
それでは、また明日!