こんばんは。
昨今の目紛しい技術の進歩の中で、AIに関する技術はますます注目を集めています。
オックスフォード大学の研究では、AI技術の進歩によってこれから10年〜20年の間に今現在人間がしている仕事の約47%が自動化されるというような研究結果も発表されています。
それほど人間しかできない仕事が少なくなるということが予想されています。
オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」
そんな中、国会議員についてもAIで代替可能ではないかという意見もあるようです。
新しい法案を作る場合には古い法律の邪魔をしない領域のことを緻密に定義していかねばならないです。
今ある法律をすべてコンピューターに入力し、AIに法案作りを任せれば、新しい法案が既存の法律と矛盾するかどうかはすぐにわかる。
そもそも法律が存在しない領域の発見もできる。
また、他の先進国の法律も入れてAIにディープラーニングさせることで、日本でも有効な新しい法案のアイデアを見いだすこともできるのではないでしょうか。
その結果、「忖度」や「裁量」の余地がなく、公平公正で合理的かつ効率的立法がなされるのではと予想しています。
国会議員についてはそのような意見もあるようですが、個人的な考えとしては「地方議員のAI代替は不可能」と考えています。
地方議員のなすべき仕事の中でも、「議案の審議」についてはいずれAIで賛否の判断が可能になるかもしれません。
しかし、「民意の吸収→政策立案」についてはAIで簡単にできるものではありません。
その地域の風土や環境、そこに住む人々ならではの要素は非常に多く、複雑なため、形式化することが難しく、AIのインプット情報として整備することは困難だと考えられるからです。
人でしか感じられないその地域ならではの雰囲気や気質みたいなものもあるかと思います。
そして、AIに替わることがないであろうという現状に甘んずることなく、「地域にとって必要な議員」になれるよう、その役割を追求し続けていく必要があると感じています。
やるべきことをしっかりと見極めなければ。
それでは、また明日!