こんばんは、継続2日目です。
プロフィールにあるように新城ユースの会というボランティア団体を設立し、若者議会の立ち上げから携わった私ですが、よく聞かれる質問があります。
なんでそんなことしようと思ったの?
これはとてもよく聞かれる質問ですが、嫌味で聞いてるわけではなく単純に不思議なのだと思います。いわゆる”普通”に生活をしている中でそういったマインドになることは少ないであろうと考えられます。
同世代の生活を思い浮かべてみると、仕事に遊びにプライベートに… 忙しい日々の生活に追われ自由な時間は決して多くありません。
そんな若者の一人である私が上記のようなことを行動に移そうと決意したのは、約5年前の2012年7月の世界新城ニューキャッスルアライアンスに参加したからです。
この旅が私の人生にとって、大きな分岐点になることは知る由もありませんでした…
友人の両親に勧められ、半分旅行気分で参加を決めました。
そこで出会った若者達との交流は新鮮で衝撃的で愕然とさせられ、私に危機感を募らせました。
イギリスのニューキャッスルアポンタイン市には、選挙に立候補して選ばれた若者によって構成されたいわゆる「若者議会」が存在したのです。選挙に立候補する若者、投票する若者、皆が自分のまちに関心を持ち、「どうしたらもっと住みよいまちになるのだろうか」「自分たちのまちには何が必要なのか」を真剣に考え、まちづくりに取り組む若者たちに衝撃を受けました。
世界各地の若者はこんなにも自分が住むまちについて真剣に考えているのに比べ、自分はどうだろうか。自分が暮らしているまちがどうなっていって欲しいか考えたことがあるか。地元である新城市のために何かできているか。
このような数多くの自問自答を繰り返し、一緒にイギリスへ行った若者同士で語り合う間に皆の意見がまとまり、「このままではまずい。できることから始めよう!」というスモールスタートの精神に則り、まずは「新城ユースの会」という国際交流ボランティア団体を立ち上げたのです。
海外の若者たちと互角に渡り合っていくためには「まずは自分のまちのことを知ろう!」「自分のまちのことを紹介できるようになろう!」という主旨の元に活動を開始しました。
留学生を新城に招き、新城の若者と一緒になって観光地を周って、国際交流を図りながら自分のまちの知識を深めることに取り組んだのです。
このような活動は5年経った現在も継続しており、今年も11月に開催予定です。
それではまた明日! S.Takeshita