こんばんは。
いよいよ平昌オリンピックの最終日も明日に迫ってきた2/24(土)ですが、本日は記念すべき1日になったかと思います。
平昌オリンピック カーリング女子 銅メダル獲得 誠におめでとうございます!!
素晴らしい戦いに日本中が感動したのではないでしょうか。
そんな中で、プレーをされていた4名の選手が素晴らしいのはもちろんですが、真の立役者は五人目の本橋麻里選手だと感じています。
LS北見というチーム結成に奔走するところから、4名の選手がベストなプレーを尽くせるようにあらゆるサポートに尽力されてきたようです。
facebookでその仕事ぶりを掲載した記事は3500シェアを超え、いいねも1万6千を超えてきています。
素晴らしいサポート体制があってこそ、選手の活躍があることを改めて再認識させられるような日でした。
言葉で言うのは簡単でも、「影の立役者」には中々なれるものではありません。
これからの日本カーリング女子のますますのご活躍を願っております。
世界が驚くカーリング女子。チームを作った本橋麻里「8年前の想い」
たぶんみんな知らないし、気付いてないし、忘れてると思うけど、カーリング女子ベスト4進出の立役者は、この人だ。5人目の人。補欠。本橋麻里。今回の日本代表チームの母体である、いまのLS北見を創ったのは、この人。藤沢と吉田をLS北見に呼んだのも、この人。おやつタイムのリンゴやイチゴを用意してるのも、この人。おやつタイムに客観的なアドバイスをしてるのも、この人。31歳の、この人。レギュラーでスキップ張れる実力もあるけど、今後の日本のカーリングのために若手に出場機会を譲っている。そして、リンゴを剥いている。試合前夜の24:30。みんなが寝静まる深夜に、この人は独り、試合会場の氷の上にいる。補欠のスキップとして、何本も何本もストーンを投じ、温度と滑りのデータを取る。そのデータを、26歳の藤沢と吉田に託す。会場の熱気で気温がちょっと上がるだけで、氷の滑りは変わる。この人たちがやっているのは40m先の氷上のミリ単位の攻防だ。角度と回転と、気温による氷面の些細な滑りの変化は、40m先では激変に繋がる。よく「氷上のチェス」とか言うけれど、このチェスはリビングルームでやっているわけではない。重量20kgの石を氷に滑らせ、40m先の「16手先」を闘っている。そこには運動量保存の法則など、力学の基礎が詰まっている。物理学の世界だ。スウェーデンに勝てたのは、それが理由。スイスに負けたのも、それが理由。おやつタイムの客観的なアドバイスは、本橋麻里の試合前夜の一投一投と、二度のオリンピックでの敗北経験と、目前で繰り広げられている試合への俯瞰視点。そのデータに基づいている。あの人たちは、ただ、おやつタイムにイチゴを食ってるわけじゃない。本橋のデータを食っている。これはチェスではない。スポーツだ。スポーツにおける勝負の鍵は、事前準備の、量と質。たぶんみんな知らないし、気付いてないし、忘れてると思うけど、カーリング女子ベスト4進出の立役者は、補欠の本橋麻里だお。 -facebook : 古川英潤 さんのコメントより引用
それでは、また明日!