こんばんは。
本日は昨日お知らせさせていただいた「公共政策フォーラム2018 in しんしろ」へ参加してまいりました。
会場である新城文化会館の小ホールは全国各地の大学生で大変賑わっておりました。
そんな中、小ホールと大会議室の2会場に分かれて、各ゼミからの発表が行われました。
私も6つのゼミの発表を見てきましたが各ゼミとも、研究・調査・提案にしっかりと準備に時間をかけてきたのであろうと思われる内容になっておりました。
発表の内容についてメモや写真を撮ったものについて、ここに整理しておきます。
やりがい・いきがい・じもとあい~世代を結び創る未来~(愛知学院大学小林ゼミ)
新城市の現状分析から若者×高齢者の視点で「モノ消費→コト消費」、「あるものを活かす」といった観点から吹奏楽部・合唱部などの合宿地として新城市を発展させるというものでした。
空き家のリフォームによる民泊・農家民泊、高齢者による地域食堂での交流等、高齢者と若者双方にとってプラスに働くような事業提案がなされました。
若者が働きやすいまちづくり~新城市を100億のまちに~(徳島大学小田切ゼミ)
神山町の事例を参考に新城版神山塾である新城塾とサテライトオフィスの積極的誘致を推進するという提案でした。
Station S(明治大学木寺ゼミ)
新城市全体を巨大な駅(Station)として捉え、企業や教育、空き家活用を軸に市全体をブランディングしていくという壮大な計画でした。
ここのゼミは発表も三人の掛け合いというユニークな方法で素晴らしかったです。(審査の結果、おそらく明日の決勝戦に残りそうな気が…)
YounGlocal~バーチャルコミュニティを用いたグローカル若者政策~(愛媛大学福井ゼミ)
「Young+Global+Local」といった考え方を基本にバーチャルコミュニティを活用するという発想は素晴らしかったです。
提案の内容についてはもう一歩踏み込んだ内容になるとより良かったかなと思います。
討議型世論調査と小規模コワーキングスペースの創出:実証分析と経済実験による提案(日本大学中川ゼミ)
実証実験による結果を踏まえた提案で最も研究らしい発表がなされたチームかと思います。
研究の内容をベースにさらに深みの増した提案になると面白みも出てきたかと思いました。
若者議会、その先へ!-さらなる発展を試みる-(愛知大学鄭ゼミ)
開催地である新城市の若者議会をテーマに調査・研究を重ね、その先を見据えた提案をしていただきました。
若者議会の仕組みについてもまだまだ発展・進化の余地があるかと思いますので今回の発表をヒントに担当課の方でも色々と検討していただけるのではないかと楽しみです。
全体を通して、このような公共政策フォーラムが新城市で開催されることそのものが素晴らしい取り組みだと感じました。
これだけ多くの大学生が全国から新城市に集まることは稀です。
公共政策フォーラムという形ですがプランコンテストにも似たこのイベントが開催されることで事前の調査・研究で何度も新城市を訪れていただき、真剣に若者活躍社会の拡大について考えていただいたコト自体が大きな財産となります。
公共政策フォーラム自体は今後も開催地を変えて実施されていくと思いますが、新城市でもこのようなプランコンテストのあり方を検討してみる必要もあると思いました。
各ゼミの皆さま、素晴らしい発表をありがとうございました!
それでは、また明日!